スターチスのように
ふたりを祝福するかのように降る粉雪は綺麗に光り輝いている。



そして、下へ続く階段を下りていく。



下に行くと、白い帽子と服を身にまとうシスターがいた。



そして、シスターは話し出す。



『汝レオ・スプロンドゥは、この女ローズ・アムール・フォーレを妻とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み、他の者に依らず死が二人を分かつまで、愛を誓い、妻を想い、妻のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?』



『はい、誓います…』



『汝ローズ・アムール・フォーレは、この男レオ・スプロンドゥを夫とし、良き時も悪き時も、富める時も貧しき時も、病める時も健やかなる時も、共に歩み、他の者に依らず死が二人を分かつまで、愛を誓い、夫を想い、夫のみに添うことを、神聖なる婚姻の契約のもとに、誓いますか?』
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