スターチスのように
『イヤ!!レオたちがそんなこと思ってるわけないでしょ!?』



『一緒に来たらお前を皇女に戻せるしレオと婚約できるかもな。』



『えっ…婚約…?』



『ああ…婚約できるぜ…』



『えっでも』



(そっかこの胸のドキドキ私…レオのことが好きなんだ…)



すると、リーダーの人がローズの手を握った。



『俺らと来いよ…なっ?』



《パーン》



鈍い音がした…




『こいつは俺のものだ。気安く触るな。』



レオはそう言いながらローズの頭を自分の肩に引き寄せた。



『なんだテメェ俺達はこいつが皇女に戻りたいって言うから戻してやるだけだ。』
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