スターチスのように
『腹が減ってるんだ。もう三日も食べてないから…』



『なら…食べればいいじゃない!?』



『食いたくても金がないんだ…』



『まぁ、それは困りましたわ…』



皇族にはあれほどお金が余っているのに平民はお金に困ってるの?



お父様達はなぜ平民にお金を分け与えないのでしょう…



『そうですわ…サンドウィッチがありましたわ。はい、あげますわ。』



男の子は『ありがとう』と言ってもう一人の男の子の元へ走って行った。




金髪の髪に白くて綺麗な顔立ちはまるで美少年…



瞳の色はサファイアのような青色…



わたくしはその男の子の容姿に見とれていた…



するともう一人の男の子はサンドウィッチを取り上げて捨てた。



そして、何かを言って二人で走り去った。
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