スターチスのように
すると、レオはローズが顔を洗っている所に顔を洗いに行った。



『ローズも顔洗ってるのか?』



『うん』



『私、向こう行くね。』



『ああ』



『おっ可愛い子が走ってくるぜ』



『本当だあれは高く売れるな』



『なあそこのお嬢ちゃん俺達と一緒にこいよ』と言って二人組の男はローズの手をつかんだ。



『お嬢ちゃん、すごい美人だね?俺と付き合わねぇ?』



『私、好きな人いるので…』



『そんな事言わないでさぁ。なっ?いいだろ?』



そう言って、もっと強く握りしめた。
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