愛を知らない双子達

ガチャッ


入ってきたのは結羽だった。


 「どうしたの?結羽。」


結「聡おじさんが呼んでる。なんか大事な話があるらしい。一緒に行こーぜ。」


ん?さっき話したばかりなのに…?
まぁいいか…。


 「分かった。行こ?」


結「おー。」


テクテク…。


 「着いた…。いくよ?」


コクッ。結羽が頷くのと同時に私は扉をノックした。


 「聡おじさーん。来たよー。話って何?」


聡「おぉ。来たか。いや、な?お前ら学校は行ってんのか?」


結「ピクッ 行ってない…。」


 「なん…で?」
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