佐伯くんの好きなヒト




単純な私の思考。



けど、それでも幸せならいいやって思えちゃうんだ。










「ご馳走様〜。深雪ちゃんありがと!」

「本当美味かった。サンキュ、深雪」



結局、その時間は私がほとんど聞き役に徹したまま終わった。





流石幼馴染なだけあって、とっても仲が良さそうに話をしていた2人。


時折私にも話を振ってくるものの、2人しか分からないような話がほとんどでついていけなかったというのが現状だった。




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