元姫VS現姫〜真実はどこに〜 1【修正中】
うん、いちばんまともな人間だ。
「僕は雨宮 蒼空だよ〜。よろしくね?」
か、かわいい。
なんだろ、この世界に天使なんていたんだ!
「んで、俺は総長の一ノ瀬葵だ。ってことで、乃愛…王龍の姫になれ。」
は???
「ぱす。」
「は?」
いや、『は?』は、あたしの台詞だから。
いきなり姫になれなんて言われてもね。
「あ、てか自己紹介してよ。」
涼也、空気読めよ。
と、思ってしまった。
「はぁー、あたしは加宮 乃愛。」