こんなあたしでも良いですか?
5章 空白の時間

不器用なアタシ


あの日から
あたしはずっとずっと
達哉の事が頭から離れなかった。



達哉は何を思って
あたしに触れたんだろう…。


中学の頃の達哉は
恥ずかしがりでそんな事
出来るような子ぢゃなかったから
よけいに不思議に思った。



伝えたい気持ちは
上手く伝えられないもんだね…。

あたし
素直に伝えたいよ。


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