100年分の恋の言葉

芽衣と海(仮)

翌日、学校に行くと予想通りに芽衣とあたしと京介と直哉のいつものメンバーが担任に呼び出されて激しい撃を飛ばされた。

直哉は「なんで俺らもなんだよ…」と激しいお説教のあとに呟いた為、一人で余分にお説教を受けるハメになった。

「ほんと直哉バカだね。あたしよりも」

「先を考えてないな、あいつ」

芽衣はフンッと鼻で笑って、京介はケラケラと一人で笑っている。

「そう言えば!海にメールしたよっ」

ニコニコと大きな笑顔であたしと京介に話す芽衣。

「どうだった?海くん」

「良い感じ!!あたしタイプかも…っ」

そう言う芽衣は、恋する乙女と言えるだろう…。


芽衣、海くんと付き合うのかな…?
なんか良いこと起こりそうな気がしないんだけど。

まぁ、今の芽衣は止めれないよね…。


「付き合いたーい」


なんで、止めなかったんだろ。
あたしが止めていれば、芽衣は…。
あたしのせいだね…。


芽衣…ごめんね。



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