俺様上司は溺愛体質!?
「お前、ガーターベルト使ったことあるか」
(ガーター……ガーターベルト……)
脳内にセクシーな女性がシナを作る。
「えっ!? ガーターってあのガーターですか? そんなアニメのセクシーキャラじゃあるまいし、使ったことあるわけないでしょ!」
とっさのことに敬語も吹っ飛んでしまった。
「……だろうな」
だが真屋時臣は軽く溜息をつき、顔を真っ赤にするちとせに言い放つ。
「というわけでやはり教育が必要だ」
「確かに」
隣の潤ももっともらしい顔で頷いた。