俺様上司は溺愛体質!?
新宿、恵比寿、いいなと思う景色をデジカメに収めながら青山へと来ていた。
「はー、疲れた……。」
骨董通りの入り口にあるカフェで休憩することにしたちとせは、ミルクティーを頼んでテラス席へと座る。
(それにしてもこうやって歩いているとおしゃれな女の子だらけだなぁ……。だけどどのくらいの女の子がガーターベルトつけてるんだろう。よっぽどの下着好きくらいだよね。普通は選択肢に入らないもん。)
なんとなく自分の足元を見つめる。
膝丈のスカートから覗くストッキングはもちろんガーターベルトでつられたものだ。
(誰に見せるわけじゃないけど、やっぱりテンション上がるなぁ……。)
思わず頬が緩んだその瞬間、ちとせが座っている椅子にドスンと衝撃。