遅刻魔の遅刻理由*短編*






笑みを含んだ言葉にあたしは眉をひそめる。



はり倒してやろうか、こいつ。



「理由知りたいですか?」


「いいえ、全く。あたしの望みはとりあえず音楽室に向かうこと」


「それはですねー」



ばっさり切り捨てたあたしを完全無視。


よし、決めた、張り倒そう。


手を振りかぶってせーのっ











「先輩に迎えに来て欲しいからですよ」



へ?





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