遅刻魔の遅刻理由*短編*






振りかぶった手は空中で静止、目の前には年下と思えない、妖艶な笑みを浮かべる男。



まるで手品のような雰囲気の豹変ぶりにあたしは一歩後ずさる。



「あれ、先輩俺を捕まえて音楽室に連れて行かないと」



ほら、と一気に距離を詰められ腕を引っ張られて




あっという間に腕という名の檻の中。




彼の遅刻理由は甘い甘い理由でした。




< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

名無しの女

総文字数/1,630

恋愛(キケン・ダーク)7ページ

表紙を見る
血の記憶

総文字数/73,612

恋愛(キケン・ダーク)281ページ

表紙を見る
恵まれない系男子の片思い

総文字数/239

恋愛(ラブコメ)1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop