美味しくいただきます【短編】
あっという間に放課後。私はカマだけをスカートの中に挟んで資料室へと向かった。
「リョウ君?リョウ君いる…?」
グサッ―――――
「ひっ…せ…な?!やああ…」
グリグリと痛めつけていく。
お前なんてただの可哀想な子…
「や…め…」
「生意気。ウソついたよね?リョウ君に。ワンピースだって許してないよ…二度としないって言ったら許してあげる」
カマを勢いよく引っこ抜いて問いただした。