正義の味方に愛された魔女3
撮影スタジオは、色々なシーンに分かれていて、
明るい窓辺だったり、お花がいっぱいだったり……今日の為にどのスペースも夢のある背景にセッティングされていた。
私達が使うのは、その内のごくシンプルなセット。
私が選んだ和装は、白無垢の角隠し。
着ると私でも奥ゆかしく感じるから不思議ですねー。
「百合……俺の花嫁さんだ……。
やっぱり、綺麗だな。
今夜、初めてをもらう気分になるなぁ」
最後だけ余計…。
「ありがとう。奥ゆかしい感じでしょ?真っ白で。
龍二の羽織袴……カッコいいね。
帯刀したら、そのまま武士になれるよ。
無敵の正義の味方だね。
……私、変じゃない?お化粧で、なるべくおばさんってバレないようにしてくれたけど、
気持ち悪くないかなぁ、大丈夫かなぁ」
「元がいいから可愛いし綺麗だって……」
カメラマンさんがニッコニコでスタンバイしてるので、そろそろお願いしますね。
龍二は、二人で撮っている時は緊張してたのに、
私一人で撮ってもらってるのを、ゆるゆるの笑顔で見ていた。
スマホで写して、それをどうするつもり?
人には見せないでよね?
後日、視て確かめなきゃ……。
明るい窓辺だったり、お花がいっぱいだったり……今日の為にどのスペースも夢のある背景にセッティングされていた。
私達が使うのは、その内のごくシンプルなセット。
私が選んだ和装は、白無垢の角隠し。
着ると私でも奥ゆかしく感じるから不思議ですねー。
「百合……俺の花嫁さんだ……。
やっぱり、綺麗だな。
今夜、初めてをもらう気分になるなぁ」
最後だけ余計…。
「ありがとう。奥ゆかしい感じでしょ?真っ白で。
龍二の羽織袴……カッコいいね。
帯刀したら、そのまま武士になれるよ。
無敵の正義の味方だね。
……私、変じゃない?お化粧で、なるべくおばさんってバレないようにしてくれたけど、
気持ち悪くないかなぁ、大丈夫かなぁ」
「元がいいから可愛いし綺麗だって……」
カメラマンさんがニッコニコでスタンバイしてるので、そろそろお願いしますね。
龍二は、二人で撮っている時は緊張してたのに、
私一人で撮ってもらってるのを、ゆるゆるの笑顔で見ていた。
スマホで写して、それをどうするつもり?
人には見せないでよね?
後日、視て確かめなきゃ……。