それでも君が
近付いてきた相川さんは、遠目で見るより大きく見えた。
俺とほとんど変わらない?170くらい?


「斉藤浩二です。分かんないことあったらすぐ聞いてね」
「はい!」


「苗字の斉藤被っちゃったなー。
じゃあ、美月さんね!美月さんはー…」


社長が他の子を部署に割り振ってる途中だが、別に興味がわかなかったので相川さんをつれて職場に行くことにした。
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