生きたい。



そして湊と家に帰ってきた。


「じゃ、また明日な。」


「うん。ばいばい。」


私たちはいつも通りにわかれる。

そしてまた真っ暗な家にはいる。


帰って早々、体が辛くてソファにうなだれる。


私、どうしちゃったんだろ。

本当にどっか悪いのかな…。


私は横になったら

立ち上がることができなかった。



ピンポーン……………


誰…。


「美波~。入るよー。」


あぁ、颯か…。

起きなきゃ。

起きなきゃ。


そう思うのに……………



「美波?寝てんの?」


「颯…ごめん、疲れてて…。」


私は必死に体をあげた。


「そっか。

今日おばさん遅くなるんだと。

だからうちで飯食ってけって母さんが。」


「そっか。

じゃあ着替えてすぐいくね。」


私は立ち上がり、歩き出した。


だけど私は歩けなくて……………


「美波!」


その場に倒れてしまったんだ。



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