生きたい。
そして翌日ー
私は学校を休んでお母さんと大学病院へ向かった。
そしてMRIやカテーテル、問診をし、
2時間ほどかけてやっと医師と話す。
「お待たせしてすみません。」
「いえ、それで娘は………。」
「美波さん、歩くのも辛いくらい
体がだるいですか?」
「はい。」
「動機もしますか?」
「はい。」
「息切れもやはり多いですか?」
「はい。」
私はさっき問診の時に聞かれたことをまた答えた。
そして……………
「拘束型心筋症かと思われます。」
……………なんだ、それ。
「拘束型心筋症とは、心室の壁が硬くなり、拡張期の正常な血液の充満に抵抗が生じる心疾患群です。」
うーん、よくわからない。