生きたい。
翌日ー
朝練を終えた私は教室に向かった。
はぁ…はぁ…
三階に向かう私……………
なんでこんなに疲れるんだろ。
息切れも…。
「美波!おはよ!」
「あ、哉斗。
おはよ。」
この可愛くて派手な男子は水嶋哉斗。
私の大好きな彼氏の友達だ。
「やっぱり最近元気なくない?
昨日倒れたっていってたし…。」
「あれ、湊から聞いた?」
「俺が帰ってる途中に湊に会ったんだよ。
すげー焦って走っててさ。車で行けば良いのに。」
「そっか。
でも平気だよ。大会近いし。」
「あんま無理しちゃダメだよ?」
「うん、ありがと!」
私は哉斗と教室に向かうと
湊はすでに来ていた。