愛しの姫
「・・・無事だ」

「どこにいるのですかっ!
あわせてくださいっ!」

「お前はペットだろう?なぜ、自分の願いだけを叶えて貰おうとしているんだ?ペットなら、するべきことがあるだろう?」

「なにをですか・・・」

「それはもち「コンコン」」

「失礼します。レオン様」

そして、モカブラウンの髪とダークブラウンの瞳の優雅に微笑んでいる人が入ってきた。

「なんだ」

レオンは不機嫌そうにこたえた。

「王様がお呼びでございます。」

「わかった」

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