愛しの姫
ガキィィィィン

しかし、あえなくライラの剣は、はじかれてしまった。

「フッ
これで終わりか?」

「ま、まだよっ!」

ガッガッガッガキィィィィン

何回打ち合ってもやはり、ふたりの腕には差がある事は、当たり前だった。

「フッ茶番もこれまでだ!」

ガッキィィィィン

「あっ・・・」

ライラの剣は弾かれ、数メートル先に刺さってしまった。

「もう、お前は終わりだ諦めろ」
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