世界を敵にまわしても
始まりは突然に
「リカ遅いよ!
初日から遅刻する気!?」
親友の青山エミ(あおやまえみ)にドヤされながら、私こと佐々木リカ(ささきりか)の一日が始まった。
そうなのです。
今日から新学期だというのに、寝坊です。
「言い訳いらないからさっさと走る!
置いてくよ!」
「待ってよー。
朝からダッシュなんて無理だよー!
いいじゃん。そんなに焦らなくたってクラス発表は逃げないって」
半べそをかきながら、エミを追って私なりの猛ダッシュ。
初日から遅刻する気!?」
親友の青山エミ(あおやまえみ)にドヤされながら、私こと佐々木リカ(ささきりか)の一日が始まった。
そうなのです。
今日から新学期だというのに、寝坊です。
「言い訳いらないからさっさと走る!
置いてくよ!」
「待ってよー。
朝からダッシュなんて無理だよー!
いいじゃん。そんなに焦らなくたってクラス発表は逃げないって」
半べそをかきながら、エミを追って私なりの猛ダッシュ。