世界を敵にまわしても
恋に落ちちゃった
夏休みまで残すところ3週間弱となったある日。



私にしては珍しく、朝早く目が覚めた。




準備もサクサクと進み、いつもより1時間半も早く家を出た。




この時間なら、まだ誰も学校来てないだろうな。




せいぜい用務員さんや守衛さんくらいかな?



誰もいない、閑散とした校舎を想像しながら校門をくぐるとそこには……


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