世界を敵にまわしても
始まりの終わり
「高塚君からこの問題集もらったの!
すっごくきれいな字でしょ?
ますます大ファンになっちゃった!」


教室に着くなり、私は一目散にエミとレイちゃんに駆け寄り問題集を見せびらかした。


「高塚君がねぇ。
授業内容についてずいぶん詳しく書いてあるね!意外~!」


「評判ほど嫌な奴じゃなかったのかな?」



二人の驚く顔に大満足。


よしよし! いい反応だね。

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