俺様富豪と甘く危険な恋 ハネムーン編
薄く開いた唇から蓮の舌先が侵入し、歯列や口腔内を探っていく。
「んっ……」
喉元や鎖骨、タンクトップの紐が外され胸のふくらみに唇が触れたとき、突然インターホンの鳴る音が激しく聞こえきて、蓮の動きが止まる。
栞南もビクッとして、ふたりは顔を見合わせる。
「ダニエルならインターホンは鳴らさないだろう。近所の住人かもしれない」
そう言ってキスの続きをしようとする。
「え、でもっ、ご近所の人ならなおさら出ないと」
蓮の別荘はハワイでも高級別荘地と言われる「カハラ」地区にある。めったに来ない蓮にセレブな隣人が挨拶に来たのかもしれない。
「気軽に話せる余裕は今の俺にはない。寝室へ行くぞ」
栞南の手を取り室内へ入ったとき、玄関のドアがドンドンと乱暴に叩く音が聞こえた。
「レン……」
「くそっ、なんて乱暴な住人なんだ」
「レーン! いるのはわかっているのよ!」
そこへ聞こえてきたのは女性の声。
「んっ……」
喉元や鎖骨、タンクトップの紐が外され胸のふくらみに唇が触れたとき、突然インターホンの鳴る音が激しく聞こえきて、蓮の動きが止まる。
栞南もビクッとして、ふたりは顔を見合わせる。
「ダニエルならインターホンは鳴らさないだろう。近所の住人かもしれない」
そう言ってキスの続きをしようとする。
「え、でもっ、ご近所の人ならなおさら出ないと」
蓮の別荘はハワイでも高級別荘地と言われる「カハラ」地区にある。めったに来ない蓮にセレブな隣人が挨拶に来たのかもしれない。
「気軽に話せる余裕は今の俺にはない。寝室へ行くぞ」
栞南の手を取り室内へ入ったとき、玄関のドアがドンドンと乱暴に叩く音が聞こえた。
「レン……」
「くそっ、なんて乱暴な住人なんだ」
「レーン! いるのはわかっているのよ!」
そこへ聞こえてきたのは女性の声。