武士になりたい!
「前にも似たようなことがあったよな?」


屯所で副長から説教され中


「そうですか?」

「とぼけんじゃねぇ!!!」

「すみません」


早く、蹴られた場所に貼り薬でもしたいが

長い…



「罰として、俺の仕事を手伝え!」


いや、それ自分もあかんやん!!!

仕事溜めて、出来んから手伝えって

あかんやろ?




しかし、早く説教から解放されたかった




「はい」



返事をした








とはいえ、仕事の量を見て

がっくり


徹夜やな……




ホンマ、副長はジロジロ見てから署名捺印


ジロジロ見るっても、ここでの取り調べの事や、知ってることやん?



副長の字を真似して



やはり徹夜作業だった



仕事が終わり、医務室に行くと

吉村がいた


「貼り薬の支度してたんですけど
遅かったですね?」

「説教の後、仕事の手伝いしてん……
ずっと待ってたん?」

「もちろんです!」

「おおきに」


吉村に貼り薬をしてもらい



長い一日の疲れをとる為、屋根裏で目を閉じた








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