武士になりたい!
「副長 終わりました
特に不具合は、ありません」
「そうか ご苦労
おめぇも休めよ」
「少し、話しません?」
「見てわからねえか?」
俺は、書類の山に埋もれている
「そんなのしたって、提出する必要も
なくなるかもしれないのに」
「俺は、真面目なんだよ」
「なら、手伝います」
「休んでろよ」
「副長こそ、休め!!」
「お前、口の利き方!」
「ええやん!ほらほら!手を止めない!」
やはり、山崎は速い
「藤堂がさ……」
話始めた山崎から出た名前に
筆を止めた
「もしも、人を斬る事になっても
もう、忘れちゃダメだよって
俺が忘れた間、廻りも辛かったって」
こちらを見て、ニコリ
「手は、動かせや!」
再び、書類をやっつける
「俺も、忘れたくない
総ちゃんに初恋したこと
土方さんを好きになったことも
煩い奴らも、皆の事
新選組の全部、死ぬまで覚えてたい
死んでからも、覚えていたい」
ちらりとこっちを見る
「手は、動かせ!!」
いちいち手を止める俺に睨みをきかせる
相槌も打っていない俺に
話し続ける
「集団において、上に立ち指揮をとる
そういう人の存在は、必要不可欠
近藤さんが不在なんだから、土方さん!
貴方に、今 無理をされては困ります!
たまには早く寝て、疲れをとって下さい
もしも、貴方が倒れたり、怪我をしたら
脱走者が出て、士気が下がり
怪我人が増え、壊滅状態になるでしょう」
また手を止めている俺を見る
「仕事しないなら、寝れば!?」
「お前も寝るなら俺も寝る」
「クソガキが!
ほな、布団敷いたる!」
筆を置き、布団を敷く
「ほら!寝ろ!」
「なんで、偉そうなんだよ…」
「ほらほら!気が変わる前に寝れよ!」
引っ張りまわされて、布団に入ると
驚いたことに、山崎も入ってきた
「あったかぁ~」
呑気に俺で暖をとる
ふわりと俺を抱きしめ頭を撫でてきた
「こうして、寝たかったんやろ?」
特に不具合は、ありません」
「そうか ご苦労
おめぇも休めよ」
「少し、話しません?」
「見てわからねえか?」
俺は、書類の山に埋もれている
「そんなのしたって、提出する必要も
なくなるかもしれないのに」
「俺は、真面目なんだよ」
「なら、手伝います」
「休んでろよ」
「副長こそ、休め!!」
「お前、口の利き方!」
「ええやん!ほらほら!手を止めない!」
やはり、山崎は速い
「藤堂がさ……」
話始めた山崎から出た名前に
筆を止めた
「もしも、人を斬る事になっても
もう、忘れちゃダメだよって
俺が忘れた間、廻りも辛かったって」
こちらを見て、ニコリ
「手は、動かせや!」
再び、書類をやっつける
「俺も、忘れたくない
総ちゃんに初恋したこと
土方さんを好きになったことも
煩い奴らも、皆の事
新選組の全部、死ぬまで覚えてたい
死んでからも、覚えていたい」
ちらりとこっちを見る
「手は、動かせ!!」
いちいち手を止める俺に睨みをきかせる
相槌も打っていない俺に
話し続ける
「集団において、上に立ち指揮をとる
そういう人の存在は、必要不可欠
近藤さんが不在なんだから、土方さん!
貴方に、今 無理をされては困ります!
たまには早く寝て、疲れをとって下さい
もしも、貴方が倒れたり、怪我をしたら
脱走者が出て、士気が下がり
怪我人が増え、壊滅状態になるでしょう」
また手を止めている俺を見る
「仕事しないなら、寝れば!?」
「お前も寝るなら俺も寝る」
「クソガキが!
ほな、布団敷いたる!」
筆を置き、布団を敷く
「ほら!寝ろ!」
「なんで、偉そうなんだよ…」
「ほらほら!気が変わる前に寝れよ!」
引っ張りまわされて、布団に入ると
驚いたことに、山崎も入ってきた
「あったかぁ~」
呑気に俺で暖をとる
ふわりと俺を抱きしめ頭を撫でてきた
「こうして、寝たかったんやろ?」