武士になりたい!
敵の勢いが激しい


新選組は、どれ程やられただろうか



夜の闇に紛れ、副長のもとへ



「戻りました」

「遅かったな」

「吉村がやられました
その吉村が、錦の御旗を見たと…」

「なに!?」

「明日、明るくなり次第
見てきます」

「そうだな…
もしも、御旗なら俺たちは
逆賊になる……やばいな」




翌朝




敵の攻撃に応戦している

皆に紛れ、外へ



敵陣の近くまで行くと


間違いない


錦の御旗や




急いで戻り副長に報告



「そうか…… 撤退だ!!」

「撤退の加勢します」



なるべく多く残さなければ

永倉や原田 斎藤 幹部に死なれちゃ困る


守らなきゃ


「監察方!!
撤退の加勢をする!!
尾形 島田!中に残れ!!」


尾形と島田は、指揮をせなあかん

残るように告げ

他といく



目の前で打たれた井上をズリズリと引きずり中へ


「後で治療したるから!」


そう言って、皆のもとへ


どうか!無事でいて!!




「斎藤さん中に入りました!」

「原田さん入りました」



永倉は、自分の隊士を守っていた



「よう!待ってたぜ!」



余裕そうやん


ここから門までは、遠い


隊士を逃がし


「島田ーーーー!!!」


声を張り上げた


壁から頭を出した


「呼んだか?」

「永倉を引き上げろ!」

「あいよ」


さすが怪力!

永倉を簡単に引き上げた



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