武士になりたい!
「何してやがんだ!?」
「ん? あ おはようございます
沖田!起きろ!!」
薄ら目を開けると、不機嫌な土方さんが
立っている
ヤキモチだね
「もう少し… 眠い…」
そう言って、山崎君を抱きしめ直した
「総司!!起きろ!!!」
土方さんが僕に声を荒げると
「副長!すんまへん!
寒くて… 暖めてもらってまして!」
バタバタしだした
まぁ、男同士という設定に加え
僕は、日頃から山崎君が嫌いって
公言してたからね
土方さんも安心して二人きりにしたんだろうね
「もういい…出ろ!!」
この人のヤキモチは、わかりやすい
普段、僕を子供扱いするけど
土方さんこそ子供みたいだ