武士になりたい!
元治 元年 下半期
弱い女
烝が全く笑わない
口数も減った
僕のことも避けているみたい
藤堂君は、あの日
土方さんに頼んで、話をする機会を作って貰った
幹部全員の前できちんと謝罪した
「ごめんな…
傷つけるようなこと言って…
っ…すみませんでした!!!」
「なんの事ですか?」
「え?…だから、君が闘いに出なくていいねとか言って…」
「本当の事です
こちらこそ… お役に立てませんので
申し訳ありません」
それ以降は、口を閉ざした
どんな気持ちであんなことを言ったの?
僕は、烝が心配で
烝と同じ非番の日
あの家へ向かった
いた…
烝は、縁側にぽつんと座り
静かに涙を流していた
口数も減った
僕のことも避けているみたい
藤堂君は、あの日
土方さんに頼んで、話をする機会を作って貰った
幹部全員の前できちんと謝罪した
「ごめんな…
傷つけるようなこと言って…
っ…すみませんでした!!!」
「なんの事ですか?」
「え?…だから、君が闘いに出なくていいねとか言って…」
「本当の事です
こちらこそ… お役に立てませんので
申し訳ありません」
それ以降は、口を閉ざした
どんな気持ちであんなことを言ったの?
僕は、烝が心配で
烝と同じ非番の日
あの家へ向かった
いた…
烝は、縁側にぽつんと座り
静かに涙を流していた