武士になりたい!
俺たちの部屋に君菊を連れて戻ると
今度は、永倉達が君菊君菊とじゃれつく
「皆はんで助けに来てくれはるから
嬉しかったえ!おおきに!」
可愛らしいこと言うもんだから
余計にじゃれつく
「もう!!駄目駄目!!触らないでよ!」
「お?総司~ヤキモチか?」
「仕事ですし、焼かれましても…」
「嫌なの!!」
「ちょっと腕やら触られるのも?」
「やだ!!屯所で女中してるのも
嫌だったのに!!帰ってきてよ!!」
「なんや?えらい我が儘はんやな?」
「屯所がよ…酷えんだ
時々でもいいから帰ってくれ…」
「そうだよ!体調不良者も増えてさ」
「山…「山南さん!」」
バカ原田がうっかり山崎と呼びそうになったのをどうにかごまかした
「なんです?」
「そろそろ帰るかなって」
「そうですね
君菊 また涼花としていつでも帰っておいで?待っているよ」
「おおきに」
山崎は、長州藩に追われている
軽く外で名前を口にすれば
どこからバレるか
わかったもんじゃねぇ
とはいえ
翌日
涼花として、屯所で働いてくれた
「悪ぃな…管理が出来なくてな」
「ひとつきもたたんのに、男ばかりやと
酷いもんやな?早く、新しい女中みつけなはれ!」
あっという間に綺麗さっぱり
そして、伊東さんに絡まれ
「ほな、帰ります!!!」
ぷんぷん怒って帰って行った
どうやら、苦手らしい
日が暮れる頃
「すんまへん!!
君菊がまだ戻りませんが…そろそろ」
置屋の主人が来たが二刻も前に
出たはず
嫌な予感が…
「おい!探しに行くぞ!!」
近くにいた永倉と総司を連れて外へ
日が暮れ辺りが暗くなり
これ以上何所を捜せばいいのか
「涼花を探してるんやろ?」
声の方に視線をやれば、忍らしき男
「ついてきて」
俺たちがついて来れる速さで、屋根上を走る
「この屋敷に捕まってるんやけど
ま 大した敵やない
あんたら、三人とわてで十分や」
「貴方…君ちゃん?」
「沖ちゃん、しぃーやで!
わてが、山崎烝として追われてんねん
涼花は、居所吐けってなことで
連れ去られたんやろな
すまんけど、救出手伝うて」
元旦那も忍か…
コイツも欲しいな…
今度は、永倉達が君菊君菊とじゃれつく
「皆はんで助けに来てくれはるから
嬉しかったえ!おおきに!」
可愛らしいこと言うもんだから
余計にじゃれつく
「もう!!駄目駄目!!触らないでよ!」
「お?総司~ヤキモチか?」
「仕事ですし、焼かれましても…」
「嫌なの!!」
「ちょっと腕やら触られるのも?」
「やだ!!屯所で女中してるのも
嫌だったのに!!帰ってきてよ!!」
「なんや?えらい我が儘はんやな?」
「屯所がよ…酷えんだ
時々でもいいから帰ってくれ…」
「そうだよ!体調不良者も増えてさ」
「山…「山南さん!」」
バカ原田がうっかり山崎と呼びそうになったのをどうにかごまかした
「なんです?」
「そろそろ帰るかなって」
「そうですね
君菊 また涼花としていつでも帰っておいで?待っているよ」
「おおきに」
山崎は、長州藩に追われている
軽く外で名前を口にすれば
どこからバレるか
わかったもんじゃねぇ
とはいえ
翌日
涼花として、屯所で働いてくれた
「悪ぃな…管理が出来なくてな」
「ひとつきもたたんのに、男ばかりやと
酷いもんやな?早く、新しい女中みつけなはれ!」
あっという間に綺麗さっぱり
そして、伊東さんに絡まれ
「ほな、帰ります!!!」
ぷんぷん怒って帰って行った
どうやら、苦手らしい
日が暮れる頃
「すんまへん!!
君菊がまだ戻りませんが…そろそろ」
置屋の主人が来たが二刻も前に
出たはず
嫌な予感が…
「おい!探しに行くぞ!!」
近くにいた永倉と総司を連れて外へ
日が暮れ辺りが暗くなり
これ以上何所を捜せばいいのか
「涼花を探してるんやろ?」
声の方に視線をやれば、忍らしき男
「ついてきて」
俺たちがついて来れる速さで、屋根上を走る
「この屋敷に捕まってるんやけど
ま 大した敵やない
あんたら、三人とわてで十分や」
「貴方…君ちゃん?」
「沖ちゃん、しぃーやで!
わてが、山崎烝として追われてんねん
涼花は、居所吐けってなことで
連れ去られたんやろな
すまんけど、救出手伝うて」
元旦那も忍か…
コイツも欲しいな…