武士になりたい!
僕は、ちょっと烝に想われていることが
すごく嬉しかった

本当に、恋仲なんだよね


「土方さん お呼びですか?」

「おう!入れ!」



机から、こちらに向きを変えた土方さんの前に、僕は座った

「山崎の事だが…
冬の間、使えねえのは困る
一人部屋は、嫌らしいし
総司と相部屋を勧めたら、それこそ
嫌だとか照れやがって
面倒くせぇんだよ…どうにか説得しろよ」

「僕は、相部屋にして貰えたら
嬉しいですけど
山崎君が素直に応じるかは、責任持てませんよ?
僕が敷布だけでもしたら?って、言ったらこの冬は、風邪ひかないって言って
断られましたから…」

「すでに寝込んでんだよ」

「そのようですね…
山南さんの部屋に行って驚きました」

「兎に角!!どうにかしろよ!
話をする機会を作ってやるから!」

「はい 出来るだけ風邪をひかない方法を説得してみます」












本当に僕の言うこと聞いてくれるかな…







「烝!僕と相部屋になろう!!
皆も賛成してくれたんだよ!!ね!!」

「/////相部屋やなんて、嫌やぁ~」

「どうして?いっぱいお話できるよ?」

「せやけど~」

「お願い!!ね!!烝!いいでしょ!?」

「う~ん」

「それ、うん?」

「うぅ~ん」

「僕の事……嫌になったの?」

「え!!そんなことあらへん!!」

「なら、いいでしょ?」



僕は、今…近所の子供 珠ちゃんが
僕に遊んで~と甘える方法を
実践している


とても愛らしく、ついつい忙しくても
遊んでしまう


「うん…わかった 相部屋ええよ」



珠ちゃん!ありがとう!!





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