武士になりたい!
慶応 元年
記憶
烝が帰って来た
〝大阪の町に火をつけ、大阪城を乗っ取る〟
なんて、また
同じような事を企んでいたことがわかった
土佐勤王志士らを止める為
谷さんが弟ら、大阪の道を知っている者が
欲しいとの伝令を伝えてくれた
「副長 すんまへん
前に言ってあった、舞踊会の支度があるので、舞踊会が終わるまで置屋にいます」
烝と相部屋になったのに
まだまだ一緒にいることが出来ない
「総ちゃん… 舞踊会
来てくれるんやろ???」
まるで、僕が相部屋を強請ったときの言い方だった
「もちろん!」
「ほな!頑張るさかい!絶対来てや!?」
「はい!楽しみです!」
烝が出掛ける前に、話をしに来てくれた
そういう心使いもすごく嬉しかった
〝大阪の町に火をつけ、大阪城を乗っ取る〟
なんて、また
同じような事を企んでいたことがわかった
土佐勤王志士らを止める為
谷さんが弟ら、大阪の道を知っている者が
欲しいとの伝令を伝えてくれた
「副長 すんまへん
前に言ってあった、舞踊会の支度があるので、舞踊会が終わるまで置屋にいます」
烝と相部屋になったのに
まだまだ一緒にいることが出来ない
「総ちゃん… 舞踊会
来てくれるんやろ???」
まるで、僕が相部屋を強請ったときの言い方だった
「もちろん!」
「ほな!頑張るさかい!絶対来てや!?」
「はい!楽しみです!」
烝が出掛ける前に、話をしに来てくれた
そういう心使いもすごく嬉しかった