夜の連続ホラー小説_マイのこと
ヒロキのことを
「ヒロ」
と、呼んでいるのは
マイだけだった。
マイはその呼び方が
何となく気に入っていた。
ヒロキはヒロキで
学校ではマイのことを
マイと呼んでいたけれど、
学校の外ではポロッと
「マイちゃん」
と呼んでしまうことがあって
そう呼んでしまうたびに
恥ずかしそうに
顔をそむけた。
「ヒロ、
いまわたしのこと
マイちゃんって呼んだでしょ!?」
マイがそうからかうと
「はいはい、、
子供の頃にいやと言うほど
コキ使われたからな。
ねーちゃんみたいなもんだから
仕方ねーじゃん…」
ヒロキは頭があがらない
様子だった。
「ヒロ」
と、呼んでいるのは
マイだけだった。
マイはその呼び方が
何となく気に入っていた。
ヒロキはヒロキで
学校ではマイのことを
マイと呼んでいたけれど、
学校の外ではポロッと
「マイちゃん」
と呼んでしまうことがあって
そう呼んでしまうたびに
恥ずかしそうに
顔をそむけた。
「ヒロ、
いまわたしのこと
マイちゃんって呼んだでしょ!?」
マイがそうからかうと
「はいはい、、
子供の頃にいやと言うほど
コキ使われたからな。
ねーちゃんみたいなもんだから
仕方ねーじゃん…」
ヒロキは頭があがらない
様子だった。