夜の連続ホラー小説_マイのこと
ビクッ
と、驚いた様子のヒロキだが
自分を呼んだのがマイだとわかると
安心したような、
ちょっと拗ねてるような、
そんな顔をした。
「なーに、びびってんのよ!
背ばっかり大きくなったくせに、
怖がりなのは昔のままね」
自分が心配しているのを
ヒロキに悟られないように
できるだけいつものみたいに
声をかけた。
「部活はどうしたの?
さぼってんなら
おねーちゃん、
怒るよ!」
いつもみたいに
マイはケラケラと笑って
言った。
そう聞くのが
ヒロキにとっては
一番いい方法なのを知っていたから。
と、驚いた様子のヒロキだが
自分を呼んだのがマイだとわかると
安心したような、
ちょっと拗ねてるような、
そんな顔をした。
「なーに、びびってんのよ!
背ばっかり大きくなったくせに、
怖がりなのは昔のままね」
自分が心配しているのを
ヒロキに悟られないように
できるだけいつものみたいに
声をかけた。
「部活はどうしたの?
さぼってんなら
おねーちゃん、
怒るよ!」
いつもみたいに
マイはケラケラと笑って
言った。
そう聞くのが
ヒロキにとっては
一番いい方法なのを知っていたから。