いかないで
prologue
どれくらいここにいただろうか。
いくら待っても君は来ない。
なんで来ないの?
約束したよね?
君の誕生日を祝うって。
君の誕生日に君は消えた。
私の大嫌いな日。
君が消えてから
私の時間が止まった。
私には君がすべてだった。
君がいなきゃ生きてる意味なんてないよ。
君がいた世界はあんなにも輝いていた。
あんなにも楽しかったんだな・・・。