いかないで


「おはよー!彩羽起きて!」


んん。朝からうるさい・・・。


「起きた起きた。うるさい」

低血圧だから朝辛いんだけど。


「はやく学校いくよ。ほらー!」


時計をみる。
まだまだ全然時間あるんだけど。

「もう少しねるー!」


布団に潜り込む。朔がそれを制する。

んーー!!!もー!!


ぐっと朔の手をひっぱる。


「んわぁ」


朔をぎゅっと抱きしめる。ん~。あったかい。


また寝れそう。このまま寝よ。

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