いかないで



「買い物したいんだよ。
いま彩羽の叔父さんのとこで住んでるの知ってる?
最近叔父さん忙しいから邪魔したくなくて。ここに住もうかと」


あっ。いっきに目が覚めたみたい。

「ん!は?!一緒に暮らすってこと!?」


そーいうこと。と答える代わりに
にっこり微笑む。


「叔父さんもそっちのほうが安心だって」

彩羽ひとりだと生活能力低いからな~。


すぐ部屋は汚くなるし・・・
めんどくさいからって飯抜くし・・・。


やっぱり叔父さんも心配してたみたい。

簡単に許可がおりた。


んー!楽しみだな~。

これからの日々に君がいるとおもうと
楽しくなってくる。


いつまで続くかわからない君との大切な時間。

ずっと続くって信じたかったんだ。


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