いかないで

「ドクぺってなに??」


「ドクぺ知らないのか・・・。ちょっときて」


朔の手をひっぱってゲームセンターの奥の自動販売機に向かう。


人の体温ってこんなにあったかいものだっけ?ほこほこする。


ドクぺを探す。
朔に飲ませてあげなければ。


ピッ・・・。


「はいっ!これ!あげる。のんで」


「あ、ありがと」


缶を開けると炭酸の音。


朔が飲んでるのをみて自分も飲みたくなる。


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