いかないで


人に心配されたのもひさびさで泣きそうになった。



何も感じないはずの凍った心が
溶けていくような。


こんなに踏み込んでくる人がいなかったから私はうれしいんだよ?



ずっと待ってたのかな。
こういう人を。






ひさびさの休日の朝食は
すごくあたたかかった。

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