いかないで


朔はわたしが知らない世界に
連れ出してくれる。


楽しい っていう感情はわからない。


でもたぶんこういうのが
楽しいなんだろうなぁ・・・。


わたしたちは1日中
いろんなところに行った。

ほとんど朔の行きたいところ
ばっかりだけど。


あと少しのばせば触れられる距離に
朔がいるのが落ち着く。


ここまで心を開けるとは思わなかった。


だんだん休日が楽しみになって


たくさんの君との時間をすごして


夏が終わっていく。

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