不器用な2人の甘いバレンタイン
なによ...それだけなら、あんなこと私に聞かないでよ...

どんどん思考がネガティブになってきいき、後悔だけが残った。

どうしよう...チョコ、もう作らなくてもいいかな...

とぼとぼと、私も教室に戻った。

「奈々!!何だったの?!」

私が教室内に踏み入れた瞬間、リコが駆け寄ってきてそう聞いた。

「うぅ...リコぉ...」

相談するならリコしかいない。
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