不器用な2人の甘いバレンタイン
「関係ないことないじゃん!!...あんた、いつまでこのままでいるの?」

「...」

「何年片思いしてんのよ??ずっと...もがっ!?」

「ちょっと!!声が大きい!!!」

大きな声で私の秘密を暴露しようとしてたリコの口を、光の速さで塞いだ後、私はリコにぐっと顔を近づけた。

「聞こえたらどうするのよ!!」

「ごめんって...でもさー!!奈々さー、もう覚悟決めればいいのに...」
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