不器用な2人の甘いバレンタイン
え...これって...拒否...?

怖くなって、私はそこから逃げ出そうと、足を踏み出そうとした。

「ま、待て!」

「な、何でとめるの...?なんでそんな事するの...?どうせ嘘なら期待させるようなことしないでよ...」

「嘘、じゃない!ちょっと待て、ちょっと整理させて...奈々は、俺のことが好き...なんだよな?」

「だからそうだって言ってるじゃない!」

「やっと...やっと手に入った...」
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