君の好きは信じない。
_____________________________________放課後_____________________

『美紅、帰ろ?』

あたしが『うん』と言おうとしたとき、後ろから声が聞こえてきた。

『ちょっと待て。俺は美紅に話があるんや!』

『明日とかじゃ……』

『だめや!俺は今言いたい!』

『じゃあね!美紅。』

あたしはあーたんの声に答える事も出来ないまま、腕をつかまれ、連れていかれた。

『ちょ、なに!?』

『朝、俺のこと好きってゆうた?』

『いや、あれは『う?』って、聞き返しただけ!』




『ねぇ、好き。』

『え?』

『うそ(笑)』

『嘘つくな!』

『俺がお前のこと好きだと思う?』

『思わん。』

『だろ?』

『でもね。あたし、ずっと好きやったんよ?マサのこと。』

『俺もや!』

happyend


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