究極のお一人様〜ソロウェディングはお断り〜
「あっ、ヤバイ。つい、ゆっくりしすぎた。でも、もう時間だし。仕方ない。どうせ掃除するんだからスッピンでもいいか。相手は修吾だし」
財布に携帯、家の鍵をカバンに入れてお皿とコップだけつけ置きにして家を飛び出した。
なんとか、ギリギリ30分。高層マンションにはとても不釣り合いな格好。
それでも間に合ったんだから良しとしよう。いざ出陣と思ったのもつかの間、そういえば私、部屋番号を知らない。
とりあえず、連絡してみようと思って携帯を取り出すとなんとまさかの電池1%。嘘でしよ。
確かに昨日、充電せずに寝たけれどよりにも寄って1%なんて。でも、連絡しなくちゃ、埒が明かない。大慌てで修吾の番号に電話を掛けた。
「あっ、修吾。ごめんね。今、マンションの前に着いたんだけど部屋番号が分からなくて。しかも電池も1%しかないからすぐ切れるかも」
「えっ?俺の部屋番号は50・・・」
最後まで聞けず終いでまさかの電池切れ。5階っていうことは分かったけれど、とりあえずこのオートロックを外してもらわないと中には入れない。
どうしよう。でも、ちゃんと連絡は入れたんだし、修吾も心配しておりてきてくれるよね?待ってればいいか。
財布に携帯、家の鍵をカバンに入れてお皿とコップだけつけ置きにして家を飛び出した。
なんとか、ギリギリ30分。高層マンションにはとても不釣り合いな格好。
それでも間に合ったんだから良しとしよう。いざ出陣と思ったのもつかの間、そういえば私、部屋番号を知らない。
とりあえず、連絡してみようと思って携帯を取り出すとなんとまさかの電池1%。嘘でしよ。
確かに昨日、充電せずに寝たけれどよりにも寄って1%なんて。でも、連絡しなくちゃ、埒が明かない。大慌てで修吾の番号に電話を掛けた。
「あっ、修吾。ごめんね。今、マンションの前に着いたんだけど部屋番号が分からなくて。しかも電池も1%しかないからすぐ切れるかも」
「えっ?俺の部屋番号は50・・・」
最後まで聞けず終いでまさかの電池切れ。5階っていうことは分かったけれど、とりあえずこのオートロックを外してもらわないと中には入れない。
どうしよう。でも、ちゃんと連絡は入れたんだし、修吾も心配しておりてきてくれるよね?待ってればいいか。