究極のお一人様〜ソロウェディングはお断り〜
「だから、何言ってるかわからないよ。なんで修吾の女嫌いの元凶が私なのよ」
「・・・高校時代、憧れてた人がいたんです。その人に会うために友達の家に通ってた。でも、その人は俺の気持ちなんて知らないまま彼氏を作って俺と距離を置いた」
「違う。それは・・・」
それは違う。だって先に彼女を作ったのは修吾でしょ?私は修吾と二人の空間が好きだった。
修吾が「雅ちゃん」って笑顔で懐いてくれるのが嬉しかった。
それなのに、私にだけ見せてくれているのかと思っていたその笑顔を他の女の子に見せながら楽しそうにしてたのはあなたじゃない。
「・・・思い出した。彼にね、自分より親しい人を作るなって言われたんだったんだよね。だから、ごめんね」
嫉妬で告白された人と付き合ったなんて言いたくなかった。
認めようとはしなかったけれど今の言葉で認めざるを得ない。
私は、あのとき修吾が好きだったんだ。
でも、年上だし、高校生に恋をしてるなんて自覚したくなかった。だから蓋をした。修吾を好きだったという事実に。
「まあ別にいいですよ」
「でも、元凶は私とか言いつつ、修吾彼女いたでしょ?」
「・・・高校時代、憧れてた人がいたんです。その人に会うために友達の家に通ってた。でも、その人は俺の気持ちなんて知らないまま彼氏を作って俺と距離を置いた」
「違う。それは・・・」
それは違う。だって先に彼女を作ったのは修吾でしょ?私は修吾と二人の空間が好きだった。
修吾が「雅ちゃん」って笑顔で懐いてくれるのが嬉しかった。
それなのに、私にだけ見せてくれているのかと思っていたその笑顔を他の女の子に見せながら楽しそうにしてたのはあなたじゃない。
「・・・思い出した。彼にね、自分より親しい人を作るなって言われたんだったんだよね。だから、ごめんね」
嫉妬で告白された人と付き合ったなんて言いたくなかった。
認めようとはしなかったけれど今の言葉で認めざるを得ない。
私は、あのとき修吾が好きだったんだ。
でも、年上だし、高校生に恋をしてるなんて自覚したくなかった。だから蓋をした。修吾を好きだったという事実に。
「まあ別にいいですよ」
「でも、元凶は私とか言いつつ、修吾彼女いたでしょ?」