究極のお一人様〜ソロウェディングはお断り〜
「ま、まあいいじゃない。それは。で修吾と会うことを知ってるってことは修吾にも聞いてほしい話ってこと？」


「まあな。修吾は姉貴がいいなら明日は大丈夫って言ってたけどどう？」


「修吾がいいならいいよ」



ちょうどいい。修吾と二人で会うことになんとなく躊躇いを感じていたし、修吾も私がいいならと言ってるなら明日は賢を交えて会おう。


いや、恐らくあんな連絡をしてくるくらいだ。希ちゃんも一緒できっと話したいことは結婚だろう。


そして、翌日。私の思った通り、賢は待ち合わせに希ちゃんを連れてきた。


賢は会って早々、修吾とのことを追求してきたけれど適当に誤魔化す。余計なことを言ってボロを出したくない。


修吾からは残業で少し遅れるとの連絡が来て私たちは先にお店に向かうことにした。


「懐かしいね。ここで賢から同棲するって報告を受けたのよね」



私たちがやってきたお店は賢が同棲をすると希ちゃんと二人で報告してくれたお店。


お座敷の韓国料理屋ですっかり気に入った私は何度か足を運んでいた。
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