究極のお一人様〜ソロウェディングはお断り〜
完璧。そこで賢と希ちゃんがベストカップル賞を取れば花奈も文句はないだろう。
ついでにそこで結婚までしてくれたらさすがにもうソロウェディングなんてことも言ってこないだろうし。だって顧客を紹介してあげるわけだしね。
私の言葉に賢も希ちゃんもすっかりその気だ。良かった、良かった。と思ったのも束の間、冷や汗。恐ろしくて隣を向けない。
忘れてた。修吾のこと。
「そっか。ブライダルフェアってことは姉貴と修吾もそんな話になってたんだ。いや良かった。修吾は女嫌いだったのにうちの姉貴なら良かったんだな」
「・・・まあね。だって俺、昔から雅ちゃんのこと好きだったし」
「おっ?なんか今、昔の修吾に戻ってたな。お前、可愛かったのに急に女嫌いになって無愛想で仏頂面になったもんな。でも、これからは修吾の笑顔も見られるな。姉貴のことよろしくな」
「・・・もちろん。大事な彼女なんでとても大切にするよ。ねっ、雅ちゃん」
ついでにそこで結婚までしてくれたらさすがにもうソロウェディングなんてことも言ってこないだろうし。だって顧客を紹介してあげるわけだしね。
私の言葉に賢も希ちゃんもすっかりその気だ。良かった、良かった。と思ったのも束の間、冷や汗。恐ろしくて隣を向けない。
忘れてた。修吾のこと。
「そっか。ブライダルフェアってことは姉貴と修吾もそんな話になってたんだ。いや良かった。修吾は女嫌いだったのにうちの姉貴なら良かったんだな」
「・・・まあね。だって俺、昔から雅ちゃんのこと好きだったし」
「おっ?なんか今、昔の修吾に戻ってたな。お前、可愛かったのに急に女嫌いになって無愛想で仏頂面になったもんな。でも、これからは修吾の笑顔も見られるな。姉貴のことよろしくな」
「・・・もちろん。大事な彼女なんでとても大切にするよ。ねっ、雅ちゃん」