究極のお一人様〜ソロウェディングはお断り〜
職場はあてに出来ないし、どうしよう。合コン?でも、この年になるとあまり期待は出来ない。
友だちの紹介もあまりいい思い出ないしな。そんなことを考えながら、携帯の連絡帳を次々とスクロールしていると、ある名前のところでピタッと指を止めた。
「高梨、修吾」
懐かしい。昔はよく遊んだりしてたな。修吾は私の3つ下の弟、賢(けん)の友達でよくうちにも遊びに来ていた。
「可愛かったな」
目がパッチリとした二重瞼で子犬のような笑顔。かまってちゃんで雅ちゃん、雅ちゃんってよく私にも懐いていた。
あの頃は私もまだ学生で実家にいたし、修吾も高校生だったけど、今は3つ下だから24歳か。
「修吾、どうしてるだろう」
実家を出てから修吾に会うこともなくなったし、賢も彼女と同棲してるからあまり連絡も取ってない。
でも、修吾ならもしかするといいよって言ってくれるかもしれない。
「とはいえ、いきなり私から連絡するのも不自然か。よし、賢に頼んでみよう」
なんとなく、うまくいきそうと勝手に確信すると、なんだか軽く祝杯をあげたくなった。
シャワーでもしてビールでも飲みつつ、賢に連絡することにしよう。
友だちの紹介もあまりいい思い出ないしな。そんなことを考えながら、携帯の連絡帳を次々とスクロールしていると、ある名前のところでピタッと指を止めた。
「高梨、修吾」
懐かしい。昔はよく遊んだりしてたな。修吾は私の3つ下の弟、賢(けん)の友達でよくうちにも遊びに来ていた。
「可愛かったな」
目がパッチリとした二重瞼で子犬のような笑顔。かまってちゃんで雅ちゃん、雅ちゃんってよく私にも懐いていた。
あの頃は私もまだ学生で実家にいたし、修吾も高校生だったけど、今は3つ下だから24歳か。
「修吾、どうしてるだろう」
実家を出てから修吾に会うこともなくなったし、賢も彼女と同棲してるからあまり連絡も取ってない。
でも、修吾ならもしかするといいよって言ってくれるかもしれない。
「とはいえ、いきなり私から連絡するのも不自然か。よし、賢に頼んでみよう」
なんとなく、うまくいきそうと勝手に確信すると、なんだか軽く祝杯をあげたくなった。
シャワーでもしてビールでも飲みつつ、賢に連絡することにしよう。